調停室ではどのように進む?

夫婦立ち会いのもとで進め方などの説明を受ける

家庭裁判所に到着して受け付けをすませたあとは、双方別々の控室で待機します。
時間になると呼びに来るので、最初は同時に調停室に入り、双方立ち会いのもと、調停委員から手続きや課題の確認、進行予定などの説明があります。
これは、調停の内容や対立点、それぞれが提出した資料内容などについて、申立人、相手方、裁判所が同じ認識を共有し、不透明さを排除して話し合いを進めようとするものです。

また、調停の終了時にも顔を合わせ、次回までの課題の確認などの説明を受け、次の調停日での説明は毎回、調停の始めと終わりに行われるようになり、弁護士を立てていても、当事者本人の立ち会いが求められます。

なお、相手の暴力や脅しが心配な場合、申し立て時に伝えておけば、調停中に顔を合わさずにすむよう配慮してくれます。

調停委員が間に入って交互または同時に話を聞く

双方への説明がすむと、相手方は退室して、申立人から聞き取りが行われます。
次に相手方と入れ替わり、同様に説明が求められます。
聞き取りは、どちらも30〜45分程度で、その後は必要に応じて再度、交互または同時に呼ばれ、相違点や不明点について詳しく聞かれます。

2回目以降も同様に進められ、調停委員は、アドバイスや妥協案を提示しながら双方の合意に向けて働きかけていきます。
緊張せずに、できるだけ冷静に自分の考えを伝えましょう。

不成立が濃厚なら調停は数回で打ち切られる

調停は通常、1か月〜1か月半に1回のペースで続けられます。
お互いに歩み寄ることができれば成立も早いのですが、双方の言い分がかけ離れていて不成立が濃厚な場合は、2〜3回で打ち切られることもあります。

夫婦の決断しだいですが、申し立てから約4か月〜1年ほどで調停は終了します。

控室での過ごし方

相手が調停委員と話している間、もう一方は控室で待つだけです。
なにもせずにただ待つのは、ときに苦痛に感じることがあるので、本や雑誌などを持参しましょう。
音楽を聴くのもかまいませんが、控室には別の調停に訪れた人がいるので、音もれなどには気をつけましょう。

財産の処分を防ぐ手続き

相手が勝手に財産を処分しそうなときは、それを防ぐ手続きをしておくべきです。
調停の申し立て後、仮差し押さえや仮処分を申請します。

調停中の生活費の請求

婚姻費用分担の請求を。
離婚調停とは別に申し立てします。
これは当然の権利なので、先に成立する可能性は高いものです。

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